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米中関係「波乱」の展開に、為替操作国認定なら-ハンツマン氏

  • ハンツマン氏はオバマ政権第1期に駐中国大使を務めた
  • トランプ次期政権が中国を為替操作国に認定すると予想

トランプ次期政権が選挙公約通りに中国を為替操作国に認定し、共和党支配の米議会が中国に貿易制裁を科した場合、両国関係は「波乱」の展開に向かうだろう。オバマ政権第1期に駐中国大使を務めたジョン・ハンツマン氏がこう語った。

  2012年の米大統領選で共和党候補指名獲得を目指した経歴を持つハンツマン氏は28日、ブルームバーグのポッドキャストで、「中国は当然、報復するだろう」と予測するとともに、「その後、2国間の通商・経済関係は制御不能に陥るだろう」と話した。

  ハンツマン氏はトランプ氏が中国の為替操作国認定に動くと予想しつつも、同氏が大統領就任後はもっと現実的な姿勢を取る可能性もあると分析。「大統領になれば事実を見据え、それに基づいて政策を立案しなければならず、違った結果となるかもしれない」と指摘した。

  米国が最後に中国を為替操作国に認定したのはクリントン政権第1期の1994年。トランプ次期政権が認定を決めれば、過去20年余りにわたる米国の慣行の大転換となる。

  ハンツマン氏は中国側がそのような動きに「十分に準備している」とし、「問題は同国がどのように報復するか、それが対抗措置を招いて両国の経済関係が制御不能となり、投資や貿易が一層困難になるかだ。信頼全般が失われ1年ないし2年は経済的な関与がゼロになるだろう」との見方を示した。

  ユタ州知事などを歴任したハンツマン氏は現在、ワシントンのシンクタンク、アトランティック・カウンシルの会長。次期政権発足後の「最初の数カ月が大きな意義を持つことになるだろう」と予想した。

原題:Huntsman Sees ‘Wild Ride’ Ahead as Trump Talks Tough on China(抜粋)

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