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野村の永井CEO:「暴風雨は過ぎ去った」-海外ビジネスに自信示す

更新日時
  • 今期の海外税前利益500億円達成も視野
  • 国内ではフィンテックなどのベンチャー支援で100億円投資

野村ホールディングスの永井浩二最高経営責任者(CEO)は30日、都内で開いた投資家向けコンファレンスで、海外ビジネスは直近の2カ月間は順調に推移し、2017年3月期決算で500億円を超える税前利益を計上できるとの見通しを示した。同CEOが今期の具体的な利益水準について言及したのは初めて。

  また野村HDは同日、フィンテックなど新たなビジネス開拓を目指すスタートアップ企業を支援する構想も発表した。野村グループで事業化の加速に向け投融資する新会社を設立、100億円をベンチャー企業に投資する計画だ。年度内にビジネス分野ごとに複数の企業を選定、春以降に共同開発に乗り出す。

  永井CEOは投資家コンファレンスで海外事業について、「米国大統領選などのマクロイベントがある中でコスト管理やリスク管理を徹底、上半期の収益モメンタムを維持することができている」とし、500億円が「視野に入った」と述べた。

  また、同CEOは「暴風雨は過ぎ去ったとはいえ、晴天とは言えない。暴風雨に備えしっかり舵取りをしなくてはならない」と述べ、海外での一層の経費削減に取り組む考えを示した。

  30日の野村HD株は前日比8.3円(1.4%)高の614円と2月2日以来の高値で取引を終了した。

英語記事:Nomura CEO Is Confident on Overseas Profit as ‘Storm Has Passed’

(最終段落に株価動向を追加しました.)
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