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シティ見て見ぬふり、顧客情報の横流しは日常-解雇のトレーダー主張

  • 元トレーダーのオズカプタン氏が不当解雇でシティを訴えた
  • 不当解雇でシティを訴えたロンドン在勤のトレーダーは5人目

外国為替市場の操作をめぐる各国の調査が開始された後に解雇された米銀シティグループの元トレーダーが、顧客情報の他行との共有について、2013年に監督当局の調査が始まるまでビジネスに好都合だった間は、シティが「見て見ぬふり」をしていたと主張した。

  シティに不当解雇されたとロンドンの雇用審判所に訴えを起こしたバリス・オズカプタン氏は、トレーダーらが日常的にライバル行に顧客の注文を開示し、シティの利益になる場合は市場を動かす前にセールスが得意先にトレードについて伝えていたと語った。同氏の証言の内容を雇用審判所が29日に公開した。

  オズカプタン氏は「銀行は見て見ぬふりをするか、極めて限られた対応しか取らず、それは顧客情報の共有への一般的なアプローチに沿ったものだった。不正行為があったとすれば、1人あるいは一部の行員の責任ではなく、誰にでもその影響が及ぶ企業風土が醸成した誤解に基づくものだと私は考えている」と述べた。

  シティの欧州・中東・アフリカ(EMEA)クレジットセールス責任者コナー・デービス氏が審理初日の23日に証言したところでは、オズカプタン氏(41)は12年11月までの1年間に8回の電子チャットを通じて、顧客を特定できる情報をライバル行に教えたとして解雇された。

  シティなど主要銀行は為替市場の操作をめぐり当局から約100億ドル(現在の為替レートで約1兆1230億円)の支払いを求められた。スキャンダルの余波で不当解雇されたとシティを訴えたロンドン在勤のトレーダーは、オズカプタン氏で5人目となる。同行以外でも少なくとも3行が解雇したトレーダーから訴えられている。

原題:Citigroup Trader Says Bank Turned ‘Blind Eye’ to Misconduct (1)(抜粋)

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