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欧州債:イタリア国債、3日続伸-国債入札が力強い需要を示す

29日の欧州債市場ではイタリア国債が3営業日続伸。この日の5年債と10年債の入札で、力強い投資家需要が集まったことを好感した。

  イタリア10年債利回りは2週間ぶり低水準を付けた。イタリア首相府は、12月4日の国民投票で憲法改正が承認されてもレンツィ首相が辞任を検討しているとの報道を否定した。これを受けて、ドイツ10年債に対する利回り上乗せ幅(スプレッド)は縮小。28日には2015年6月以降の最大に達していた。

  みずほインターナショナルの金利戦略責任者、ピーター・チャトウェル氏(ロンドン在勤)は「イタリア国債入札は堅調だった」とし、「投資家は入札を機にアンダーウエートしているショートポジションの利益確定に走ったようだ」と語った。

  ロンドン時間午後4時現在、イタリア10年債利回りは前日比11ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.96%。一時は1.95%と、今月15日以来の低水準となった。同国債(表面利率1.25%、2026年12月償還)価格は0.915上げ93.645。

  ドイツ10年債に対するスプレッドは173bp。前日は192bpまで拡大していた。

  この日のイタリア国債入札で、10年債の応札倍率は1.58倍と、2015年11月以来の高水準となった。5年債の応札倍率も、約2年ぶりの低調だった前回入札を上回った。

Narrowing Spreads

原題:Italy’s Bonds Advance as Auctions Draw Strong Investor Demand(抜粋)

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