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ハードなEU離脱は英国に最も大きな打撃-ドラギECB総裁

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欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は、英国の欧州連合(EU)離脱が保護主義的政策につながれば、英経済がまず打撃を受けるだろうと警告した。

  総裁は28日、ブリュッセルの欧州議会で証言し「長期的に、貿易や移民、海外直接投資という点でより閉ざされた英国というものが実現する場合、技術革新や競争に悪影響が及び、引いては生産性と潜在生産力に響いてくるだろう。そのような展開になれば、第一に、かつ最も大きく下押し圧力を受けるのは英経済だろう」と語った。

  ユーロ圏経済はこれまでのところ英EU離脱決定の影響に対し「心強い底堅さ」を示しているが、離脱の長期的な影響は「英国との通商関係によって国ごとに異なるだろう」とも述べた。

  総裁はまた、地政学的問題が今後数カ月の「不確実性の主な要因」になったとの認識も示した。不透明性にもかかわらずユーロ圏経済は「緩やかだが安定したペースで」拡大を続けるとし、異例の緩和的金融政策による刺激がこのトレンドの持続を確実にすると付け加えた。
  

原題:Draghi Warns U.K. Likely to Suffer Most If Hard Brexit Arrives(抜粋)
Draghi Warns U.K. Likely to Suffer Most If Hard Brexit Hits (1)

(第4段落にコメントを追加します.)
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