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ECB:購入ペース落とすQE長期化を検討も-ストゥルナラス氏

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欧州中央銀行(ECB)は月間購入額を減らすことで来年4月以降も資産購入プログラムを継続する案を検討する可能性があると、政策委員会メンバーのストゥルナラス・ギリシャ中銀総裁が述べた。

  同総裁は25日アテネでのインタビューで、量的緩和(QE)は「続くと思う。現行と同じペースで一定期間続けるか、ペースを落としてより長期間続けるかを決定しなければならない。会合では多数の選択肢が議論されると思う」と語った。

  ECBは12月8日の会合で金融政策を決定する。現行プログラムは基本的に2017年3月末までで、月間購入額は800億ユーロ(約9兆5520億円)。ECBはこの会合後に最新の経済予測も公表する。現在の予想では17年に今年とほぼ同水準の1.6%成長、インフレ率は18年遅くから19年早期にかけてECBが物価安定の目安とする2%弱の水準に戻ることが想定されている。

  債券購入の段階的縮小(テーパリング)について少なくとも協議することは可能な状況かもしれないが、ストゥルナラス総裁は「テーパリング」という言葉を口にすることさえ避けるべきだとし、「現時点では危険な言葉だ。既に多数の衝撃があり得る時期に、さらに別の衝撃をつくり出しかねないからだ」と語った。

原題:ECB’s Stournaras Sees QE Options Including Slower for Longer(抜粋)
ECB to Be ‘Pillar of Stability’ in Risky Year, Policy Maker Says (抜粋)

(第3段落に加筆し第4段落を追加します.)
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