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中国の消費動向、電子商取引データでいち早く把握-JDが新指数開発

  • JDドットコムは酒や家電などの販売動向を反映する指数を開発
  • 中国の消費全体に占める電子商取引の割合は11%とフアン氏は推計

中国の消費者の好みの変化を予測することが容易になりつつある。それは同国有数の電子商取引会社のおかげだ。

  中国で2番目に大きなオンライン小売りプラットホームを運営するJDドットコムはすでに酒や家電など各商品の販売動向を反映する数十種類の新たな指数を開発している。同業のアリババ・グループ・ホールディングも独自の消費指標の公表を計画している。

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  こうしたデータは、中国国内の消費者の流行の手掛かりを求める米スターバックスやウォルマート・ストアーズなど世界的な大企業にとって極めて重要だ。オンラインショッピングの指数は日次ベースで数百万の取引を反映するが、従来の消費者調査のサンプル数はごくわずかだ。

  北京に本社を置くJDドットコムのファイナンス部門のビッグデータ分析担当ディレクター、ジェームズ・フアン氏は「オンライン消費のトレンドを分析・理解する能力がこれほど重要だったり、有用だったりしたことはない」と指摘した。

  高級酒で贈答用として購入されることが多い「白酒」も指標銘柄の一つだ。景気減速や習近平国家主席の反腐敗運動で販売が低迷していた白酒だが、フアン氏によるとJDの指数で白酒の価格は5月から持ち直し始めた。同氏の推計によれば、電子商取引は中国の消費全体の11%を占める。

原題:Hard Liquor Helps E-Commerce Titans Take China’s Consumer Pulse(抜粋)

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