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きょうの国内市況(11月28日):株式、債券、為替市場

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●TOPIXは12連騰、銀行や電力、建設など内需上げ-業績、需給期待

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  東京株式市場はTOPIXが1年半ぶりの12連騰。国内企業業績の改善期待が根強い上、海外投資家による日本株再評価の動きや国内年金資金の買い入れ余地など株式需給に対する楽観的な見方が勝り、午前の下落から持ち直した。銀行や電力、建設など内需株が高い。

  TOPIXの終値は前週末比5.05ポイント(0.3%)高の1469.58、12営業日続伸は2015年6月1日以来。日経平均株価は24円33銭(0.1%)安の1万8356円89銭と8日ぶりの反落となった。

  ニッセイ基礎研究所の井出真吾チーフ株式ストラテジストは、「短期的な過熱感と企業業績の回復期待が交錯する局面に入った」と指摘。このまま株高やドル高・円安が加速するとは誰もみていないが、「中長期の投資家は米大統領選後の急騰についていけず、持たざるリスクを強く感じているはずだ」と話した。

  東証1部の売買高は21億8569万株、売買代金は2兆3547億円。値上がり銘柄数は1343、値下がりは534となった。

  東証1部33業種は電気・ガス、銀行、建設、卸売、鉄鋼、情報・通信、その他金融など24業種が上昇。鉱業や精密機器、輸送用機器、海運、ガラス・土石製品など9業種は下落。

  売買代金上位では三菱UFJフィナンシャル・グループやみずほフィナンシャルグループ、NTT、東芝、三菱商事、NTTドコモ、三井住友トラスト・ホールディングス、ニトリホールディングスなどが高い半面、ソフトバンクグループやJR九州、スズキ、ファナック、川崎重工業、三菱自動車などは安い。

●債券上昇、好需給で買い圧力強まる-日銀オペや10年債入札期待も支え

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  債券相場は上昇。長期金利は5営業日ぶりの水準まで低下した。前週末の40年債入札が好調だったことや日本銀行による長期国債買い入れオペなどで需給環境が好転したとの見方から、買い圧力が強まった。

  現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の344回債利回りは、日本相互証券が公表した前営業日午後3時時点の参照値を1.5ベーシスポイント(bp)下回る0.02%で寄り付いた後、いったん0.015%に低下した。午後は0.01%と18日以来の低水準を付けた。

超長期債も強い。新発20年物の158回債利回りは一時3bp低い0.445%、新発30年物52回債利回りは4bp低い0.565%、新発40年物の9回債利回りは4.5bp低い0.67%と、いずれも18日以来の水準まで低下している。

  SMBC日興証券の竹山聡一金利ストラテジストは、「今日の買いオペはしっかりとした結果となったが、30日にも10年超のオペが入る見通しで、長いところの金利がフラット化しやすい需給になっている」と説明。「原油安で米国の期待インフレも若干削がれる可能性があり、米金利の上昇を抑える方向に作用する」と言い、総合的に円債相場の堅調につながっていると指摘した。

  長期国債先物市場で中心限月12月物は前週末比14銭高の150円51銭で取引を開始した。いったん150円49銭まで上げ幅を縮小した後、一段高の展開となり、150円65銭まで上昇。午後は高値圏での推移が続き、結局は23銭高の150円60銭で引けた。
  

●ドル・円が一時111円台前半まで急落、米金利上昇一服や原油安が重し

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  東京外国為替市場ではドル・円相場が急落し、一時1ドル=111円台前半まで水準を切り下げた。米金利上昇が一服したことや原油先物相場の下落などを背景に、ドル売り・円買いが優勢となった。

  午後3時47分現在のドル・円相場は前週末比1.1%安の112円02銭。一時は111円36銭と23日以来の水準までドル安・円高が進んだ。前週末25日には東京市場で3月15日以来の水準となる113円90銭まで上昇していた。

  外為オンライン情報サービス室の佐藤正和顧問は、ドル・円相場について、「やはり114-115円で一つの天井感が出てきている。今の材料で115円を超えるのは難しい。そこに短期筋の利益確定売りが出ているのではないか」と指摘。「よくここまで上昇してきたが、ここから上は簡単でなく当然の上昇一服と言える」と述べた。

  円は主要16通貨に対してほぼ全面高。一方、ドルは全面安で、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は一時0.8%安の1245.21まで低下した。

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