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OCBC、英銀バークレイズのアジア・ウェルス部門の取得完了

  • 最終的な取得額は2億2750万ドルと、当初の想定を29%下回る
  • バンク・オブ・シンガポールの資産ベースは750億ドル強に拡大

シンガポールのオーバーシー・チャイニーズ銀行(OCBC)のプライベートバンク部門バンク・オブ・シンガポールは28日、英銀バークレイズのシンガポールと香港のウェルス・投資マネジメント部門の取得が完了したと発表した。移管される運用資産の減少に伴い、最終的な取得額は2億2750万ドル(約254億5000万円)と、当初の想定を29%下回った。

  シンガポール取引所への届け出によれば、バンク・オブ・シンガポールに移管された運用資産額は130億ドル。取得額は移管される運用資産の1.75%に設定されており、4月の合意発表の際には、2015年末時点の運用資産額(183億ドル)に基づき、取得額は3億2000万ドルになるとしていた。

  バンク・オブ・シンガポールのバーレーン・シャーリ最高経営責任者(CEO)は電子メールで、バークレイズの一部顧客は保有資産を分散させる狙いから欧州のプライベートバンクとの関係維持を選んだと説明したが、それ以上の詳細は明らかにしなかった。同CEOはまた、バンク・オブ・シンガポールと既に関係があり、1行に資金を集中させることを望まない顧客もいると述べた。

  バンク・オブ・シンガポールの資産ベースは750億ドル強に拡大し、DBSグループ・ホールディングスやUBSグループといった大手行とより対等な立場でアジアでの競争が可能になる。届け出によれば、同行はバークレイズから60人余りを受け入れ、リレーションシップマネジャーの総数を400人程度に増やす。

原題:Barclays Wealth Units Priced Below Estimate in Sale to OCBC (2)(抜粋)

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