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米国株(25日):最高値更新、公益など高い-感謝祭翌日で薄商い

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25日の米株式相場は感謝祭翌日の薄商いの中で上昇。主要な4株価指数が過去最高値に達した。

  S&P500種株価指数は前営業日比0.4%高の2213.35。ダウ工業株30種平均は68.96ドル(0.4%)上げて19152.14ドル。ナスダック100指数は0.3%上昇し4870.02。小型株で構成するラッセル2000指数は0.4%上げて1347.20。出来高は過去30日間の平均のほぼ半分にとどまった。この日は米東部時間午後1時までの短縮取引だった。

  S&P500種の業種別では公益や通信などディフェンシブ株が高い。唯一下げたのはエネルギー株。サウジアラビアが石油輸出国機構(OPEC)非加盟国との協議に参加しないと報じられ、原油相場が下落。これに反応してエネルギー株は売られた。

  ルーミ・インベストメント・サービスの資産配分担当責任者、ウンベルト・ガルシア氏は「このところかなり大きく上昇してきた。市場には生気がみなぎっている」とし、「税制改革が経済成長につながるとの強い楽観が広がっている」と続けた。

Stocks Surge

  USバンク傘下のプライベート・クライアント・リザーブでシニアポートフォリオマネジャーを務めるエリック・ウィーガンド氏は、「債券ファンドから流出した資金が株式ファンドに引き続き流れ込んでいる。投資家の視点には興味深いものがある」と指摘。その上で、「この水準からさらに有意な上昇を維持するには、企業利益の拡大を目にする必要がある」と続けた。

  先物市場に織り込まれる12月の米利上げ確率は100%。今月初めの時点では68%だった。来週は国内総生産(GDP)や雇用統計、製造業活動の指標が発表され、景気回復の力強さについてさらなる手掛かりが示される。

  ルーミのガルシア氏は「現在目にしているバリュエーションは、企業利益の観点から見て正当化されない」とし、「多少は警戒しても良いだろう」と続けた。

原題:U.S. Stocks Rise in Week Despite Need to for Earnings Growth(抜粋)

(第5段落以降を追加し、更新します.)
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