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きょうの国内市況(11月25日):株式、債券、為替市場

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●TOPIX11連騰で1月来高値、円安止まらず輸出買い-午後伸び悩む

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  東京株式相場はTOPIXが11営業日続伸し、10カ月半ぶりの高値を更新。為替が一段とドル高・円安に振れ、業績改善期待から自動車や精密機器など輸出株が上げた。金属市況の上昇を受けた非鉄金属株のほか、電力や陸運株も高い。

  TOPIXの終値は前日比4.57ポイント(0.3%)高の1464.53、11連騰は2015年6月の12連騰以来の連続上昇となった。日経平均株価は47円81銭(0.3%)高の1万8381円22銭で、7日続伸は昨年11月の記録に並んだ。

  アストマックス投信の山田拓也シニアファンドマネジャーは、「円安進行で業績下振れリスクが上方修正期待に変わっている。期待が覆されなければ、相場が崩れることはない」と指摘。一方で、米国大統領選後の上昇スピードの速さに警戒感は強い上、足元の急速なドル高を米国が「黙って見過ごすかどうかは疑問」とも話した。

  東証1部の売買高は24億9278万株、売買代金は2兆7225億円。値上がり銘柄数は1030、値下がりは835。東証1部33業種は輸送用機器、精密機器、非鉄金属、倉庫・運輸、陸運、電機、その他製品、石油・石炭製品、ゴム製品など22業種が上昇、銀行や不動産、海運、水産・農林、卸売、空運、ガラス・土石製品など11業種は下落。

  売買代金上位ではトヨタ自動車やマツダ、日産自動車、三菱自動車、カシオ計算機、デンソー、川崎重工業、住友化学が高い半面、三菱UFJフィナンシャルグループやソフトバンクグループ、三井住友トラスト・ホールディングスは安く、ドイツ証券が投資判断を下げた三井不動産や住友不動産も売られた。

●超長期債が上昇、40年入札順調で買い優勢-長期金利一時低下に転じる

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  債券市場では超長期債相場が上昇。この日実施の40年債入札が順調な結果となり、超長期ゾーンを中心に買い優勢の展開となった。超長期債利回りは入札後に水準を切り下げ、長期金利は9カ月ぶり高水準から一時低下に転じる場面があった。

  現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の344回債利回りは、日本相互証券が公表した前営業日午後3時時点の参照値より0.5ベーシスポイント(bp)高い0.035%で開始し、その後は0.045%と2月以来の高水準を付けた。入札結果発表後は一時0.02%まで下げた。

  20年物の158回債利回りは2bp高い0.51%、30年物の52回債利回りは2.5bp高い0.665%、40年物の9回債利回りは2.5bp高い0.79%と、いずれも新発債として前日に付けた3月以来の高水準を更新した。午後に入ると買いが優勢となり、それぞれ0.465%、0.595%、0.71%まで低下した。

  野村証券の中島武信クオンツ・アナリストは、40年債入札結果について、「強かった。0.7%台に利回りが乗って生命保険が買いたい水準にようやく届いた」と指摘。「ショートカバー需要もそこそこあり、月内に超長期ゾーンの日銀買いオペも2回残っていることや月末のエクステンションに伴う需要も相応にあったのではないか」と分析した。

  長期国債先物市場で中心限月12月物は前日比2銭安の150円42銭で開始し、一時150円26銭まで下落した。入札後に水準を切り上げ、150円55銭まで上昇。その後は再びマイナス圏での推移となり、結局7銭安の150円37銭で引けた。

  財務省が午後発表した表面利率0.4%の40年利付国債(9回債)の利回り競争入札の結果によると、最高落札利回りは0.725%と予想中央値の0.77%を下回った。投資家需要の強弱を示す応札倍率は2.98倍と前回の2.73倍を上回った。

●ドル・円が一時114円接近、米利上げ加速観測やリスク選好で3月来高値

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  東京外国為替市場ではドル・円相場が続伸し、一時3月以来となる1ドル=114円台に迫った。トランプ次期大統領のリフレ政策への期待や米利上げ加速観測を背景にドル高の流れが継続。株価の上昇に伴いリスク選好の円売りも強まった。

  午後3時40分現在のドル・円は前日比0.2%高の113円51銭。朝方は米債利回りの上昇や日本株の上昇を背景にドル買い・円売りが先行、一時113円90銭と3月15日以来の高値を付けた。その後は徐々に上値が重くなり、午後は日本株が急速に伸び悩んだのに伴い、113円台前半まで値を戻す場面もあった。

  三菱東京UFJ銀行グローバルマーケットリサーチの内田稔チーフアナリストは、「こういう相場なので115円はないのかというと否定できないが、ドル・円はかなりもうオーバーシュートの領域という判断ではある」と指摘。「期待先行のドル高とその相対として円ロング(買い持ち)を取り崩す過程での円の顕著な下げっぷりはそろそろ落ち着いてくるのではないか」と話した。

  ブルームバーグのデータによると、円は主要16通貨全てに対して下落。ユーロ・円相場は一時1ユーロ=120円16銭と英国の欧州連合(EU)離脱ショックで円が急騰した6月24日以来の水準まで円安が進行。豪ドル・円も約7カ月ぶりとなる1豪ドル=84円台後半まで豪ドル買い・円売りが進んだ。

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