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BofA元幹部、人種差別発言は「事実ではない」-英雇用審で反論

  • ドゥラガン氏はトレーダーに嫌がらせを行ったとして訴えられた
  • モーリス・マルコ氏が人種差別をめぐり雇用審判所に訴えを起こした

米銀バンク・オブ・アメリカ(BofA)のトレーダーの一人に嫌がらせを行ったとしてロンドンの雇用審判所に訴えられた同行の元幹部アンソニー・ドゥラガン氏は、人種差別的な言葉を使ったことを否定し、原告の主張に「深く困惑させられる」と語った。

  人種差別をめぐりロンドンの雇用審判所に訴えを起こしたBofAのユーロ・コマーシャルペーパー(CP)チーム幹部のモーリス・マルコ氏は、22日に公開された証言の中で、短期債の責任者を務めていたドゥラガン氏が顧客を「フランスのネズミ」と呼んでいたと主張したが、同氏は24日に公表された証言で事実ではないと反論した。

  ドゥラガン氏は「私が顧客をののしったとすれば、いら立ったためだろうし、人種差別的な動機は決してなかった。私は今では退職しており、完全に事実無根の主張に基づくこの争いに巻き込まれたことに深く困惑している」と述べた。

  マルコ氏の証言によれば、ドゥラガン氏はフランス人の顧客を繰り返しネズミと呼び、中東の顧客に対しても「ラクダ」呼ばわりするような軽蔑的な発言を行った。BofAの代理人の弁護士は、マルコ氏の口調は大げさで、激しい言い合いになるとシャツを脱ぐこともあったと指摘。同氏はトレーディングフロアで口論となった際にドゥラガン氏から両手の人さし指で胸を強く押されるなど乱暴な扱いを受け、パニック発作を起こしたとして雇用審判所に訴えていた。

原題:Ex-BofA Executive Says ‘No Truth’ in Lawsuit’s Racism Claims(抜粋)

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