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OECD:財政出動の好機をつかめ-先進各国に呼び掛け

経済協力開発機構(OECD)は先進各国に対し、金利が上昇して財政刺激策があまりにもコスト高となる前に、財政出動を通じた成長押し上げの好機をつかむよう呼び掛けた。

  OECDのチーフエコノミスト、キャサリン・マン氏はパリでのインタビューで、「われわれはしばらくの期間、財政措置の活用について話してきたが、現在の金融政策によって政府が低金利での借り入れが可能な絶好の機会にあることを強調したい」と述べた。

  マン氏はその上で、「これは2年前には必ずしも当てはまらず、2年後には状況が異なっているかもしれない。活用できるうちにこの機会を捉えるべきだ」と語った。

  トランプ次期米大統領が、来年1月の就任後に減税を実施して、同国経済の成長加速につながるとの期待感を背景に、S&P500種株価指数は最高値を付け、債券利回りは上昇している。

  半年に1度のOECD世界経済見通しの公表を28日に控え、マン氏は構造改革と共に適切な分野で財政刺激策が講じられれば、多くの先進国で実際の債務負担の軽減に十分なほどの成長押し上げが可能との見方を示した。

  マン氏は「大半の政府が信じるよりも多くの景気刺激の余地があるとわれわれは確信する」と話した。

原題:OECD Sees Window of Opportunity on Stimulus Amid Trump Boost(抜粋)

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