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ブラジル株:ボベスパ指数が反落-汚職捜査が多数の政治家に波及か

  • 建設会社オデブレヒトの幹部約80人が汚職捜査の司法取引に合意
  • 有力政治家が巻き込まれれば政府の経済改革が困難になる恐れ

24日のブラジル株式市場で指標のボベスパ指数は反落。同国の汚職捜査が有力政治家に波及し、経済改革法案が議会を通過するのはより困難になるとの観測が強まった。

  ボベスパ指数は前日比1%安の61395.53で取引を終了。この日は米感謝祭の祝日のため流動性が減少した。鉄鉱石価格上昇で5営業日続伸していた鉄鋼メーカーのナシオナル製鉄(コンパニア・シデルルジカ・ナシオナル、CSN)は1.7%安と下落に転じ、同業のウジミナスも2.7%安。一方、小売りのブラジレイラ・ジ・ディストリブイサンは6%高。同社の家電・家具販売部門の買収に複数の企業が関心を持っていると同国紙バロール・エコノミコが報じたことが手掛かり。通貨レアルは0.2%安の1ドル=3.3968レアル。

  ブラジル史上最大の汚職疑惑の捜査で、建設会社オデブレヒトの幹部約80人が司法取引に同意した。これにより少なくとも130人の政治家が捜査に巻き込まれる可能性がある。政府は財政赤字削減と成長回復のための措置について議会の承認を求めているが、捜査によって政治プロセスが一段と混乱する恐れが出てきた。

  ABNアムロの通貨・商品ストラテジスト、ジョルジェット・ブーレ氏(アムステルダム在勤)は「政治的環境がブラジル資産の重しとなる可能性がある」と語った。

原題:Brazil Stocks Weaken as Corruption Probe May Reach Politicians(抜粋)

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