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伊モンテ・パスキ株主、約6000億円の資本増強計画を承認

  • 総会に出席した株主の96%が計画を承認
  • 28日に債務の株式転換を開始、株主割当増資は12月7日か8日から

イタリアの銀行モンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナの株主は24日にシエナで開かれた総会で、50億ユーロ(約6000億円)の資本増強計画を承認した。

  退任するマッシモ・トノニ会長によると、総会に出席した株主の96%が計画を承認した。4%出資する伊財務省や3.2%を保有するアクサといった大株主が出席した。

  欧州中央銀行(ECB)は23日に承認しており、株主の承認が増資実行のための最後のステップだった。マルコ・モレリ最高経営責任者(CEO)は280億ユーロの不良債権の処理や増資、事業再編を通じて同行の経営は危機を脱することが可能だと株主に訴えている。

Marco Morelli

マルコ・モレリCEO

Photographer: Alberto Bernasconi/Bloomberg

  同行は資本増強計画の一環として、任意による債務の株式転換を提案しており、新株発行の規模抑制を図るためアンカー投資家を求めている。モレリCEOによると、28日に43億ユーロの債務の株式転換を開始する計画で、オファー期間は5日間。株主割当増資は12月7日か8日に開始し、クリスマス前に終了する。ECBは増資を年内に完了させるよう要請したという。

Monte Paschi Under Pressure

原題:Paschi Investors Approve $5.3 Billion Capital Raising Plan (1)(抜粋)

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