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バークレイズ元幹部:解雇の理由は当局の供述記録が渡ったためと主張

  • ボース氏は不当解雇などをめぐりバークレイズを英雇用審判所に訴え
  • 英重大不正捜査局は刑事捜査の妨げになるとして非公開の審理を要求

英銀バークレイズのカタールからの資金調達をめぐり英重大不正捜査局(SFO)から事情を聴かれた元幹部が、供述記録のコピーが銀行に渡ったことから今年に入り不当解雇されたと幹部の代理人の弁護士が、ロンドンの雇用審判所で主張した。

  バークレイズで金融機関部門の会長を務めていたリチャード・ボース氏(57)は、金融危機が深刻化した2008年にカタール投資庁(QIA)から同行が調達した70億ポンド(現在の為替レートで約9800億円)に関係する刑事捜査の過程で14年にSFOから事情聴取を受けた。ボース氏の代理人であるジョナサン・コーエン弁護士は、今年ボース氏が解雇されたのはSFOがバークレイズに供述記録を渡したことによる「直接的な結果」だと23日の審理で訴えた。

  SFOは刑事捜査の妨げになるとして非公開の審理を要求し、バークレイズもこれを支持しているが、ボース氏は反対し、非公開とすべきかどうか決定するための審理がこの日行われた。

  ボース氏は内部告発と不当解雇、報酬に関連する賠償をめぐりバークレイズを訴えた。バークレイズの代理人であるリチャード・リサック弁護士は「これらの主張に抗弁する十分な根拠があり、積極的に争うつもりだ」と述べた。同行の広報担当者は、コメントを控えている。

原題:Barclays Executive Fired Over SFO-Qatar Interview, Lawyer Says(抜粋)

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