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OPECの頭痛の種、ロシアが原油減産に及び腰-30日の総会控え

  • ロシア、数カ月にわたり増産凍結が望ましい選択肢と表明
  • サウジなどの国々、ロシアが減産に参加すること望む

ロシアは石油輸出国機構(OPEC)に対し、最終的な原油供給に関する合意で数カ月にわたり、減産でなく増産凍結の選択肢が望ましいと表明してきた。OPECはロシアが実際にそう考えている可能性があるとみている。

  事情に詳しい複数の関係者が明らかにしたところによれば、ロシアは増産凍結を表明しているが、サウジアラビアなどの国々はひそかに、OPECが減産を実行すればロシアが最終的に減産に参加すると期待していた。協議が非公開であることを理由に匿名を条件に語った。

  一部のOPEC加盟国は、世界の原油供給過剰の緩和に向けた計画が成功するためには、ロシアも減産すべきだと断固として主張している。しかし、ウィーンでの総会を1週間後に控え、そうなる可能性は低くなっているようだ。

  こうした2つの意見は28日に開かれるOPEC加盟国と非加盟国との協議で対立が予想される。協議の結果は、最終的な合意が成立するかどうかを決定する可能性がある。事情に詳しい複数の関係者によれば、ロシアやアゼルバイジャン、メキシコがこの協議に参加する見通しだ。オマーンなどこれまで会合に出席していた他の非加盟国は今回は参加しない見込み。

  ロシアなど非加盟国が減産に二の足を踏めば、サウジは計画推進を再考する可能性がある。

  コンサルタント会社エナジー・アスペクツ(ロンドン)の石油担当チーフアナリスト、アムリタ・セン氏は「最後まで交渉は続くだろう。最後の最後に決着がつく可能性が高い」と指摘する。

増産凍結を望む

  ロシアのノバク・エネルギー相は23日、同国代表が28日にサウジなどと会合を計画していると述べたものの、ロシアが30日のOPEC総会に参加するかどうかについて発言するのは時期尚早との見解を示した。
  
原題:OPEC’s Latest Headache: Russian Reluctance to Cut Oil Production(抜粋)

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