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アサヒGH社長:グローバルM&A案件は研究中-資金4000億円程度

国内ビールシェア首位のアサヒグループホールディングスは、海外を中心に買収・合併(M&A)案件を研究中で、海外売上高比率2、3割への早期拡大を目指している。

  小路明善社長は都内の記者会見で、「グループの成長エンジンは海外」との考えを示し、現在十数%程度の海外売上高比率を早期に2、3割へ引き上げたいと述べた。M&Aについては4000億円程度の資金が投資可能とし、「グローバル案件については常に研究を続けているが、具体的な投資先は社内の手続きを経て発表するもので、現時点で発表できるものではない」と話した。イタリア、オランダではスーパードライの生産を2018年に開始したいとも語った。

  国内市場が成熟する中、アサヒGHは10月にイタリアの「ペローニ」など英ビール大手SABミラー傘下の欧州ビール4社の買収手続きを完了した。ビール業界では世界規模で再編が進んでいる。世界最大手であるベルギーのアンハイザー・ブッシュ・インベブ(ABインベブ)は世界2位のSABミラーを10月に買収したばかりで、その事業再編の一環としてSABの欧州資産売却が進んでいる。

  スーパードライの欧州販売について、小路社長は現在の約100万箱から、18年以降に200万箱を目指していると明らかにした。小路社長はまた、ビールのみならず、国内の飲料でも投資を続けていきたいと話した。
  

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