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スマホメーカーに機能制限を米運輸当局が要請-不注意運転の事故増で

  • 米道路交通安全局が任意のガイドライン公表
  • 走行中の一部動画再生や手入力の阻止機能を提言-業界団体は反発

米道路交通安全局(NHTSA)はスマートフォンメーカーに対し、不注意運転による死亡事故急増に関連のある機能を運転中に使用できなくするよう修正を呼び掛けた。

  23日に提案した任意のガイドラインは、走行中の一部動画再生やテキスト手入力を阻止するなどの機能を端末メーカーに求めている。注意散漫が原因の交通事故死亡者は昨年、少なくとも3500人に達した。

  フォックス米運輸長官は「感謝祭の集まりで多数の米国民が自動車で出かける中、あまりに多くの人々が携帯電話で注意散漫なドライバーが突き付けるリスクにさらされている」と指摘。「利用可能な最高の調査結果に基づくこれらの常識的ガイドラインは、走行中の不注意を減らす製品の開発でモバイル機器の設計者を支援するだろう」と述べた。

Transportation Secretary Foxx Testifies On Implementation Of The FAST Act

フォックス米運輸長官

Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

  今回のガイドラインへの対応方法としてNHTSAが挙げたものには、車の変速装置が「パーク(P)」から「ドライブ(D)」に変わると機能が制限される「ドライバーモード」の開発などがある。カーナビ用マップの携帯電話機上の表示は引き続き認められる。

  アップルや韓国サムスン電子などの主要スマホメーカーも加盟する全米民生技術協会(CTA)は今回のガイドラインについて、「行き過ぎだ」と指摘。CTAのゲーリー・シャピロ会長は電子メールで配布した発表文で、「このような行き過ぎた規制は、ドライバーのより安全な判断を助ける革新的なソリューションや技術の市場投入を妨げかねない」と述べた。

原題:Phonemakers Asked to Alter Devices to Cut Driver Distraction (1)(抜粋)

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