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FOMC議事録:比較的早期の利上げを予想-労働市場タイト化

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米連邦準備制度理事会(FRB)が23日公表した連邦公開市場委員会(FOMC、11月1-2日開催)議事録によると、金融政策当局者らは労働市場が引き締まる中で利上げの論拠が強まっていると判断し、一部は12月に利上げすべきとの見解を示した。

  議事録には「一部の参加者は、最近のFOMCのコミュニケーションは近い将来におけるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標レンジの引き上げと整合的だと指摘。信頼性を維持するため次回会合で利上げを実施すべきだとの議論もあった」と記された。また多くの当局者は、データ次第で利上げが「比較的早期」に適切になる可能性があると指摘した。

  FOMCは12月13-14日に今年最後となる会合を開く。FF金利先物市場に織り込まれる12月会合での利上げ確率は100%となっている。

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米連邦準備制度のビル(ワシントン)

Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

  議事録では、労働市場のスラック(たるみ)の程度や2%のインフレ目標をめぐるリスクについては当局者の間で意見が分かれたことが示された。

  このほか当局者らは、近い将来における政策金利の変更は経済データ次第であることを強調し、「緩やかな利上げに限って」正当化されるとの認識を示した。またFOMCメンバーらは、労働市場の環境が「目に見えて」改善したと指摘した。

  議事録では「失業率が中長期的に見て正常な水準をやや下回ることを容認すれば、中期的にインフレ率がFOMCの目標2%に戻るのを促す可能性があると指摘された」と記された。

原題:Fed Officials Saw Rate Hike Relatively Soon, Minutes Show (1)(抜粋)

(第3段落以降を追加し、更新します.)
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