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トランプ氏、国連大使にヘイリー氏起用へ-教育長官にはデボス氏

更新日時
  • 女性2人の起用でトランプ次期政権に多様性
  • 党候補指名を争ったカーソン氏には住宅都市開発長官のポストを打診

トランプ次期米大統領は23日、国連大使にサウスカロライナ州のニッキー・ヘイリー知事、教育長官にベッツィー・デボス氏に起用すると発表した。大統領選の共和党候補指名を争ったベン・カーソン氏には住宅都市開発長官のポストを打診した。

  インド移民の2世であるヘイリー氏(44)は2004年にサウスカロライナ州下院議員に当選。10年に同州初の女性知事となり、14年に再選を果たした。今年の大統領選の共和党候補指名争いではフロリダ州のルビオ上院議員を支持し、同議員の撤退後はクルーズ上院議員(テキサス州)を支持していた。トランプ氏が共和党候補に指名されてからは同氏支持に回ったが、トランプ氏、民主党候補ヒラリー・クリントン氏のいずれについても「あまり好きではない」と認めている。

  トランプ氏の報道官ジェイソン・ミラー氏は、ヘイリー知事とトランプ氏が選挙の数日後に会談した際には「自然に馬が合い」、困難な選択ではなかったと話した。

  ヘイリー氏は声明で、「わが国の安寧と世界における地位に大きく貢献できると、大統領から信頼されるのであれば、それは留意しなければならない招きだ」と述べ、「義務感」からトランプ氏のオファーを受け入れることにしたと説明した。

外交経験はほとんどなし

  ヘイリー氏には外交経験がほとんどない。同氏の指名について最初に報じたポスト・アンド・クーリエによれば、見本市への出席や自動車・航空宇宙産業の機会を探るため、知事としてドイツやスウェーデン、フランス、英国、日本、カナダ、インドなどに少なくとも8回外遊したことがある。

  デボス氏(58)は、両親による学校選択を支援するため家庭へのバウチャーなどの支給を推進する団体、アメリカン・フェデレーション・フォー・チルドレンの会長を務める。両親が子供の通う学校を公立以外に私立からも選べるようにすることは、共和党議員が掲げている長年の目標だが、民主党や公立学校の教職員組合が抵抗している。デボス氏も共和党候補指名争いではルビオ議員を支持していた。

  元神経外科医のカーソン氏(65)は選挙を経た公職に就いた経験がない。同氏は22日、FOXニュースに対し、感謝祭の祝日に長官就任を含む複数の選択肢について検討すると述べた。事情に詳しい関係者2人はトランプ氏がカーソン氏に住宅都市開発長官を打診したことを確認した。

  カーソン氏はフェイスブックへの投稿で、「特に都市部を誰にとっても素晴らしいものにするため、自分が大きく貢献できると感じている」と述べ、「私の役割についての発表が近く行われる」とした。

原題:Trump Picks Haley as UN Envoy, Said to Offer Carson HUD Post (1)(抜粋)

(ヘイリー氏のコメントやデボス氏の起用などを追加して更新します.)
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