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米国株(22日):続伸、ダウ平均は初の1万9000ドル突破

更新日時
  • 主要4株価指数は前日に続いて最高値を更新
  • 小型株は13営業日続伸、1996年以降で最長

22日の米国株式相場は続伸し、最高値を更新した。ダウ工業株30種平均が初めて1万9000ドルを突破したほか、小型株は過去20年で最長の連続高を達成。成長が加速するとの観測を背景に、リスクの高い資産への投資が活発になった。

  ダウ工業株30種平均は前日比67.18ドル(0.4%)高い19023.87ドル。S&P500種株価指数は0.2%上昇の2202.94。ラッセル2000指数は13営業日連続で上昇。ナスダック総合指数も値上がりした。主要4株価指数はいずれも過去最高値を更新。

  主要4株価指数は前日にもそろって過去最高値を更新、その流れがこの日も継続した。トランプ次期米大統領が掲げる減税や財政支出拡大で、景気循環に左右されやすい業界が恩恵を受けるとの楽観が強まっている。米企業の利益は過去5四半期連続で減少している。

  ドイツ・ポストバンクの株式ストラテジスト、ハインツゲルト・ゾンネンシャイン氏(ボン在勤)は「市場は今、かなり自信を強めている」と指摘。「株価はいら立たしいレンジで身動きが取れない状況ではもはやなくなっており、ついにレンジを上抜けて高値を更新した。見通しの改善を新たに織り込むことも可能だ。米経済は順調という強い兆候がある。それは企業利益にとって良い兆しだ」と述べた。同氏はS&P500種が2017年末までにさらに9.2%上昇すると予想している。

  トランプ氏の政策はインフレ上昇につながるとの観測から、金融政策がより引き締め方向になるとの見方も強まっている。米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長が先週、当局は利上げに近づいていると述べ、経済の力強さを確認したことを受け、市場が織り込む12月利上げの確率は100%に達した。

  23日には新築住宅販売や耐久財受注が発表されるほか、11月の連邦公開市場委員会(FOMC)議事録が公表される。24日は感謝祭の祝日で休場となる。

  個別材料で動いた銘柄では、シグネット・ジュエラーズが上昇、通期の利益見通しを引き上げた。ダラー・ツリーも高い、売上高が予想を上回った。ホワイティング・ペトロリアムも上昇。同社はノースダコタ州にあるパイプラインと天然ガス加工施設をテソロに7億ドルで売却した。一方、パロアルトネットワークスは下落。16年11月-17年1月(第2四半期)の売上高と利益見通しがアナリスト予想に届かなかった。

原題:U.S. Stocks Rise, Dow Tops 19,000 as Post-Election Rally Extends(抜粋)

(第3段落と5段落以降を追加し、更新します.)
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