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独VW、危機から反転攻勢へ-SUVや電気自動車で北米主流派目指す

ドイツの自動車メーカー、フォルクスワーゲン(VW)は北米で攻勢をかける。新型のスポーツ型多目的車(SUV)や電気自動車を順次投入し、ゼネラル・モーターズ(GM)やフォードなどに挑む。

  22日の発表によると、同社は北米地域で「ニッチな存在」からメーンストリームへと飛躍を遂げるため、「VW」ブランドでSUVやセダンの展開車種を増やすほか、2021年には同地域で電気自動車の生産を開始する。

  VWブランドの責任者を務めるヘルベルト・ディース氏は、「米国での活動を大きくステップアップする」と発言。「弊社の目標は高く、戦略は極めて野心的だ」と語った。

  ブルームバーグ・インテリジェンスのデータによると、米国市場におけるVWブランドのシェアは2%にも満たない。GMの17%、トヨタ自動車の約14%に大きく後れをとる。

  VWブランドの利益率は自動車業界で最も低い部類に入る。この改善に向けて今回、2025年までに電気自動車の販売台数を全世界で100万台に伸ばし、売上高利益率を現在の3倍以上となる6%に引き上げる新戦略も打ち出した。排ガス不正による罰金や修理費が少なくとも182億ユーロ(約2兆1440億円)に上るなかで、利益率改善はVWにとって喫緊の課題となっている。

原題:VW Goes on American SUV, E-Car Offensive in Crisis Pushback (1)(抜粋)

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