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台湾のトランスアジア航空、解散を決定-墜落事故で資金繰り悪化

更新日時
  • トランスアジア航空は29日が期限の転換社債を償還できないと発表
  • 影響を受ける顧客に対しては全面的に補償する方針

台湾の復興航空(トランスアジア航空)の取締役会は22日、会社の解散を決めた。この2年で2件の墜落事故を起こした結果、アジア地域の市場が低迷する中で資金繰りが悪化した。

  トランスアジア航空は今月29日が期限の転換社債を償還できないと発表したが、影響を受ける顧客に対しては全面的に補償する方針。ブルームバーグの集計データによると、同航空は過去7四半期で赤字だった。同社の届け出によれば、株主は来年1月11日に今回の取締役会の決定に関して投票を行う。

  台湾の金融監督管理委員会と法務部(法務省)は21日、トランスアジア航空の株式をめぐるインサイダー取引の疑いで調査を始めたと発表していた。これとは別に、台湾証券取引所は同日、トランスアジア航空が企業の情報開示ルールに違反したとして150万台湾ドル(約520万円)の罰金を科すことを明らかにしていた。

  トランスアジア航空をめぐっては、2014年以降で2件の墜落事故が発生。14年7月にGE222便が澎湖諸島で墜落し、48人が死亡。翌15年にはGE235便が台北の河川に落ち、43人の死者を出した。

原題:Taiwan Airline TransAsia to Shut Down After Suffering Losses(抜粋)

(第3段落以降を追加し更新します.)
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