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12月の米利上げを債券トレーダーは確信-市場は初めて100%織り込む

  • 21日の2年物米国債入札で落札利回りが2009年以来の高水準
  • 株価が上昇する中、米金融当局は利上げしやすい状況-栗木氏

トランプ次期米大統領のリフレ政策で米国の金融引き締めペースが加速するとの観測が広がる中、債券トレーダーは来月の米利上げを固く信じている。

  フェデラルファンド(FF)金利先物に基づくブルームバーグの試算によると、12月13、14両日の連邦公開市場委員会(FOMC)について市場が示唆する利上げ確率は初めて100%に達した。21日の2年物米国債入札では落札利回りが2009年以来の高水準に達した。22日には5年債入札を控えている。債券市場のインフレ期待を測る指標は、終値ベースで14年10月以来の高水準に達する勢いだ。21日の米国株式相場は上昇し、主要株価指数は4指数とも過去最高値を更新した。

Death, Taxes, and a Fed Hike

  三井住友トラスト・アセットマネジメント債券運用部の栗木英明氏は、トランプショック後にインフレ期待が高まり米国株も上昇したため、米金融当局は利上げしやすい状況だと指摘し、来月の利上げを100%確信していると語った。

  日本時間22日午後0時15分現在、2年物米国債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇して1.087%。指標の10年債利回りはほぼ横ばいの2.31%。

原題:Fed Hike Is Certainty for Bond Traders as Market Odds Reach 100%(抜粋)

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