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スバル、米国向け大型SUVのコンセプトモデル発表

  • 米国ではセダンからSUVに乗り換える動き加速
  • 大型SUVに特に需要、新モデルは収益マシンと化す可能性も

日本の自動車ブランドでは小さめで保守的なスバルが、大型で押しの強い米国流のスポーツ型多目的車(SUV)の生産に乗り出す。

  スバルは先週、ロサンゼルスでコンセプトモデル「VIZIV-7」を発表した。スバルはこれに近い新型SUVを2018年の早い時期に投入する方針を表明している。

  この新型モデルはインディアナ州で生産され、米国市場向けに発売される。VIZIV-7は一言で表すと巨大で、3列シートでタイヤは21インチ。頑丈なルーフレールを搭載し、全長は205インチ(約5.2メートル)で、キャデラックの「エスカレード」と真っ向から勝負できるサイズだ。

  スバルの広報担当、ドミニク・インファント氏は「新型モデルの詳細を必ずしも見せる趣旨ではないが、将来の買い手にサイズ感覚を提供するものだ」と説明した。

  米国ではセダンからSUVに乗り換える動きが急ピッチで進んでおり、市場があるのは確か。ただスバルは需要を下回る水準に生産を抑制し車種を少数に抑えることで米国屈指の人気ブランドとなっているものの、現行車種は伝統的なSUVではない。超大型SUVを投入すれば収益マシンと化す可能性もあるが、気晴らしに終わってしまうこともあり得る。

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Subaru won’t make an SUV until 2018, but it unveiled the VIZIV-7 concept to show buyers how big the vehicle will be.

Source: Subaru

  情報通の間では前者の可能性が見込まれている。米国ではSUVとトラックの販売が6年前に乗用車販売を上回り、鈍化の兆しは見られない。現在、ディーラーから納車される車のうち乗用車は3分の1にすぎず、大型の高級SUVに特に需要がある。

  ブルームバーグ・インテリジェンスのアナリスト、ケビン・タイナン氏は「将来は全てトラック(とSUV)だ。そう考えると、現在は市場の6割でも、さらに40%をつかむ余地があることを意味する」と述べた。

Big is Beautiful

原題:Subaru Loses Its Cool Over Hot SUVs(抜粋)

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