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【個別銘柄】原油関連が上昇、しまむらや森永菓高い、リコーは安い

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22日の日本株市場で、株価変動材料のあった銘柄の終値は以下の通り。

  原油関連株:国際石油開発帝石(1605)が前日比1.7%高の1098円、石油資源開発(1662)が2.5%高の2457円、JXホールディングス(5020)が1.3%高の445.2円など。鉱業は東証1部業種別上昇率1位。21日のニューヨーク原油先物1月限は前日比4%高の1バレル=48.24ドルと3週間ぶりの高値で終了。イランのザンギャネ石油相は石油輸出国機構(OPEC)が今月末のウィーン会合で「コンセンサスに達する可能性は極めて高い」と発言したことが好感された。

  衣料専門店:しまむら(8227)が2.9%高の1万3690円、アダストリア(2685)が3.8%高の3035円、ユナイテッドアローズ(7606)が4%高の2860円など。岩井コスモ証券投資情報部の堀内敏一課長は、早朝の地震の影響で景気敏感株が売られた流れを受け、相対的に出遅れ感のある小売など内需関連に投資対象が向かったと電話取材で語った。さらに、衣料専門店は夏場の天候不順で客数が減少するなど販売に影響が出たが、足元で気温の冷え込みが顕著となったことで落ち込みの反動が出るという観測もあったと指摘した。

  森永製菓(2201):5.1%高の4530円。マッコーリーキャピタル証券は目標株価を6100円から6500円に引き上げた。上期国内菓子セグメントでは営業利益水準が江崎グリコを上回り、明治ホールディングスとともにバランスの良い利益成長だと評価。菓子事業の収益性改善余地があるとし、営業利益率、売上総利益率とも大幅な改善が続くと予想した。投資判断は「アウトパフォーム」を継続。

  リコー(7752):2.2%安の901円。ドイツ証券は投資判断を「ホールド」から「売り」に引き下げた。直近の米国を起点とする金利上昇は、利益の大半を稼ぐリース事業に調達コスト上昇の影響を与え向かい風になると指摘。2018年3月期は構造改革費用増で営業減益予想に変更したほか、売上高減少を食い止める施策に乏しく、改革効果顕在化にも確信を持ちづらいとの見方を示した。目標株価は840円から700円に下げ。

  クックパッド(2193):1.6%高の1043円。いちよし経済研究所は投資判断を「C(売り)」から「B(中立)」に引き上げ、フェアバリューを750円から850円に見直した。会社側の方向性について、体制変更による大幅な業績悪化を避けながら投資とのバランスを取る意識が高いと評価。16年12月期の営業利益予想を81億6400万円から83億円、来期は77億円から83億円に増額した。

  オムロン(6645):1.9%高の4240円。野村証券は投資判断を「中立」から「買い」に上げた。スマートフォン向け液晶バックライトの設備減損などで赤字縮小の確度が大幅に高まったとし、注力業種の選定など新戦略が徐々に拡販効果へ結び付き始め、中華圏を皮切りに世界的に拡大する工場自動化需要を取り込むと予想。17年3月期営業利益予想を従来の510億円から570億円(会社計画550億円)に増額した。目標株価は3250円から4900円に上げ。

  日本ハム(2282):1.9%高の2895円。みずほ証券では、決算説明会やトップミーティングを踏まえ、食肉主導の成長力を評価して業績予想を増額。17年3月期営業利益予想は480億円から515億円(会社計画510億円)、来期は530億円から545億円へ変更。目標株価は2880円から3150円へ上げた。投資判断「買い」を継続。このほか、UBS証券なども目標株価を引き上げ。

  安永(7271):100円(19%)高の627円とストップ高。リチウムイオン電池の正極極板製造に独自技術を導入し、リチウムイオンバッテリーの寿命を従来品と比べ12倍以上に向上させたと22日に発表した。

  ジャパンベストレスキューシステム(2453):8.4%高の246円。発行済み株式総数の7.3%に当たる250万株、金額で5億円を上限に自己株式を取得する。期間は12月1日から来年11月30日まで。株主への利益還元が目的。

  カルソニックカンセイ(7248):9.7%高の1450円。日産自動車(7201)が同社を米投資ファンドのコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)に売却することで合意したと22日付の日本経済新聞朝刊が報道。KKRは公開買い付け(TOB)を実施し、日産自の持分の41%を含めた全株の取得を目指すという。報道を受け、会社側ではきょうの取締役会に付議する予定とコメントした。

  ヒロセ電機(6806):1.4%安の1万3530円。みずほ証券は、スマートフォンのピークアウトから慎重なスタンスを維持、投資判断「アンダーパフォーム」を据え置いた。スマホに続く成長ドライバーとして自動車・産機などを育成する方向性は適切だが、貢献が高まってくるにはもうしばらく時間がかかるとみており、18年3月期は営業減益を予想している。

  タキヒヨー(9982):3.8%安の431円。17年2月期営業利益予想を26億円から14億5000万円に下方修正。前期比では3.5%増が一転、42%減となる。秋季シーズンの商品が低調だったほか、冬季シーズンの商品投入も停滞したことが響く。

Images Of Tokyo Stock Exchange And Stock Boards As Japan Stocks Jump On BOJ Stimulus

東証内の株価ボードを見る見学者

Photographer: Junko Kimura/Bloomberg

  GMOペイメントゲートウェイ(3769):4.4%高の4845円。17年9月期の期末配当は37円を予想し、前期27円からは増額。35%をめどとしていた配当性向は50%となる。また、三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、20年9月期以降の利益成長も勘案した長期投資に向くと分析、業績予想を引き上げた。投資判断「オーバーウエート」、目標株価8800円を継続した。

  ルック(8029):11%高の175円。12月末時点の株主を対象に、株主優待制度を新たに導入する。1000株以上2000株未満の株主にはオンラインショップで使用できる2000円分の優待割引券を贈呈する。

  ボルテージ(3639):8%高の1105円。人気マンガ「花ざかりの君たちへ」を原作とする恋愛ドラマアプリを17年冬から配信を開始すると発表。それに先駆け12月上旬から事前登録を開始する。

  コラボス(3908):700円(15%)高の5370円とストップ高。コールセンター向けクラウド型顧客情報管理システムでLINE(3938)との連携に向けた機能開発を開始すると発表。提供開始は17年春を予定。

  WASHハウス(6537):九州地方を中心に24時間営業のコインランドリー「WASHハウス」のフランチャイズシステム(FC)を提供する同社が東証マザーズに新規上場した。公開価格2300円に対し、初値は41%高の3240円。終値は3940円。

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