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ブラジル株:ボベスパ指数上昇、ペトロブラスなど原材料関連株高い

  • 400余りの支店閉鎖計画を発表したブラジル銀行が高い
  • 原材料関連銘柄はボベスパのウエートの27%を占める

21日のブラジル株式市場で指標のボベスパ指数は上昇。石油輸出国が原油減産で合意するとの観測が広がり、原材料関連株が上げた。

  ブラジル石油公社(ペトロブラス)がボベスパ指数の上昇に最も貢献。ニューヨーク原油はイラン当局が石油輸出国機構(OPEC)は来週のウィーン会合で減産合意に達する「可能性が極めて高い」としたことを好感し、3.9%高となった。ブラジル銀行は大幅高。同行は年間7億5000万レアル(約250億円)の節減に向けた事業見直しに伴い、402支店の閉鎖計画を発表するとともに、早期退職プログラムへの参加を従業員に呼び掛けた。

  ブラジル政府が財政立て直しと成長回復に苦慮する中、原材料を販売する企業は原油や金属価格の回復で恩恵を受けている。原材料関連銘柄はボベスパ指数のウエートの約27%を占める。インフィニティ・アセット・マネジメントのチーフエコノミスト、ジェイソン・ビエイラ氏はブラジル経済が依然として弱い一方で、原材料生産企業が目先株式市場を支えるだろうとの見方を示した。

  金属価格が先週の下げから反発し、鉄鋼メーカーのナシオナル製鉄(コンパニア・シデルルジカ・ナシオナル、CSN)やウジミナス、ジェルダウが高い。

  ボベスパ指数は前週末比1.8%高の61070.27で終了。指数構成58銘柄中45銘柄が上昇した。ペトロブラスは7.3%、ヴァーレは5.5%それぞれ上昇。ブラジル銀は7.8%高と、約7カ月ぶりの大幅上昇となった。

原題:Brazil Stocks Climb as Commodity Producers Offset Forecasts Cut(抜粋)

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