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FRB副議長、トランプ次期政権に生産性向上目指す財政政策を要請

  • 米経済は長期的な成長押し上げに向けた投資が必要
  • 米国経済はFOMCの2大責務の「圏内」に復帰

米連邦準備制度理事会(FRB)のフィッシャー副議長は21日、「一定の財政政策、特に生産性の向上につながるものは、経済の潜在力を高めるとともに一部の長期的な経済課題への取り組みを支援することができる」と指摘、トランプ次期政権に対し、生産性の向上を目指す財政政策の導入を要請した。ニューヨークの外交問題評議会で講演した。

  副議長はさらに「経済に関する不安は多くの長期的課題を反映しており、こうした課題は短期の循環的な成長不足に対応するツールとは異なる一連の政策ツールを必要とする」と述べた。

  イエレンFRB議長とニューヨーク連銀のダドリー総裁も先週、同趣旨の発言をしている。金融政策当局は次期政権に対し、財政政策は短期的な景気浮揚効果のためだけでなく、成長力の低下という長期トレンドにも対処するべきだ、とのメッセージを繰り返し発している。

  フィッシャー副議長は米国経済が最大限の雇用確保と2%のインフレ目標の「圏内に戻ってきている」と語り、FOMC(連邦公開市場委員会)の2大責務の達成が視野に入ってきたことを示唆した。

原題:Fischer Hammers Home Fed’s Advice to Trump: Boost Productivity(抜粋)

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