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対ロシア制裁、トランプ次期政権にらみEUは延長路線堅持へ-関係者

  • EUとウクライナは24日に首脳会談、制裁の行方も協議か
  • 制裁延長以外に選択肢はないと言い切る関係者も

ロシアに対する経済制裁延長をめぐり、欧州連合(EU)の決意は揺らいでいるとみられている。トランプ次期米大統領がロシアとの関係改善を検討していることを鑑みれば、制裁解除の可能性もありそうだ。だが、実際はそうではないとEU関係者が明らかにした。

  EUの対ロシア制裁の行方は、24日にブリュッセルで開かれるEUとウクライナの首脳会談にも重くのしかかる。

  内部情報に詳しい関係者5人が匿名で語ったところによると、解除の条件として設定されたウクライナでの戦闘終結に向けた和平の完全な履行がいまだ果たされていないため、1月末を期限とする対ロ制裁は延長される公算が大きい。別の関係者は、それ以外のシナリオはないとまで言い切った。

  複数の関係者は経済制裁更新の問題が12月15-16日の次回EUサミットの議題になるか確信していないが、先週後半に明らかになったサミット草案には含まれていた。いずれにせよトランプ氏が米大統領に就任するのは1月20日で、欧州の主要な政治指導者が在任であるため、今回のEUサミットでは恐らく制裁への強い意思を強調する形に終わるだろうと関係者は述べた。

  
原題:EU Said to Plan Pre-Trump Russia Sanction Renewal: Brussels Beat(抜粋)

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