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野村:米2年債利回りは上昇へ、260億ドル規模の入札控え警戒感

21日に入札が実施される米2年債を購入する投資家は、米連邦準備制度による利上げで損失を被るリスクがある。プライマリーディーラー(政府証券公認ディーラー)23社の一角の野村ホールディングスがこう予想した。

  米政策金利に最も敏感に反応する2年債利回りは21日のアジア市場で一時1.08%と、2010年以来の高水準に接近した。トランプ次期大統領の歳出計画がインフレ加速につながるとの観測から、債券相場は今月に入って下落し、利回りは大幅上昇している。金利先物市場では、12月の連邦公開市場委員会(FOMC)で1年ぶりの利上げが決まる見通しが織り込まれている。

需要を試す

  野村ホールディングスでアジア太平洋地域の円以外の金利トレーディング責任者を務めるジョン・ゴーマン氏は、「相場が売られ続けている状況を考えれば、今回の入札では少し慎重になりたい。来年3回の利上げを見込む向きもあるが、市場は1回しか織り込んでいないかもしれない」と指摘。2年債利回りは半年後には1.25%に上昇するとの見方を示した。

  21日の2年債入札規模は260億ドル(約2兆8800億円)。前回10月25日の2年債入札では、最高落札利回りは0.855%だった。米財務省は22日に5年債340億ドル、23日に7年債280億ドルの入札を行う。22日には2年物変動利付債130億ドルの入札も予定している。

原題:Nomura Sees 2-Year Yield Rising as Traders Face $26 Billion Sale(抜粋)

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