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米国株(18日):最高値圏から小反落、ドル高などへの警戒で

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18日の米株式相場は小反落。経済成長が加速するとの見通しを背景に大統領選後に最高値圏まで上昇してきたが、ドル高への警戒感などから下げた。週間では2週連続の上昇。

  S&P500種株価指数は前日比0.2%安の2181.90で終了。一時は8月15日に付けた終値ベースの最高値2190.15にあと2ポイント未満に迫る場面もあった。週間では0.8%高。ダウ工業株30種平均は35.89ドル(0.2%)下げて18867.93ドルで終え、週間での上げを0.1%高に縮小した。一方、小型株で構成するラッセル2000指数は最高値を更新。11日続伸と過去13年で最長の連続高となった。ナスダック総合指数は日中取引ベースの最高値を更新した後、0.2%安で終えた。

Weekly Moves in U.S. Stock Market

  トランプ次期政権が財政出動するとの見通しを背景に、経済成長の恩恵を受けるとの思惑からこのところ工業株が堅調で、銀行株や小型株もけん引役となっている。米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長が前日、利上げは近いとの認識を示したことから、ドルは2月以来の高値に上昇した。ドル高は海外の売り上げが多い企業の業績を圧迫する。

  ナショナル・アライアンス・キャピタル・マーケッツの国際債券責任者、アンドルー・ブレナー氏は「市場はトランプ政権の景気刺激策の影響に注目している。市場は米経済が堅調になるとみているが、問題はドルの上昇に歯止めが利かなくなることだ」と指摘した。

  トランプ氏が大統領選挙に勝利して以来、S&P500種は2%上昇。金融株や工業株が主導している。金融株は週間で2.2%上昇し、工業株はほぼ変わらず。ヘルスケア株は前週5.8%上昇したが、今週は1.2%下げた。

  選挙以降、負け組は引き続き公益事業や不動産、生活必需品など配当利回りの高いセクターとなっている。これらのセクターは上半期にはけん引役となっていた。

Trump Rally Slows

原題:U.S. Stocks Slip From Near Records Amid Bets on Trump Stimulus(抜粋)
U.S. Stocks Rise in Week as Trump Rally Slows Amid Dollar Surge(抜粋)

(第5段落以降を追加し、更新します.)
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