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欧州債(18日):イタリア債、週間ベースで続落-国民投票めぐる懸念

18日の欧州債市場ではイタリア国債が下落し、週間ベースでは4週連続の下げとなった。世界的にインフレが上昇するとの見方に加え、レンツィ首相の進退を問う国民投票を来月控えていることが背景にある。

  ドナルド・トランプ次期米大統領の財政計画がインフレを煽り、債券のリターンを損ねるとの観測の高まりを受けて、ユーロ参加国の国債利回りは上昇基調にある。イタリア10年債利回りは今週、約1年半ぶりの高水準に達した。 

  レンツィ首相は憲法改正の是非を問う12月4日の国民投票で否決された場合、辞任する意向を示している。この4日後には欧州中央銀行(ECB)の定例政策委員会が開かれる。

  DZバンク(フランクフルト)の金利・デリバティブ(金融派生商品)アナリスト、レネ・アルブレヒト氏は「政治をめぐる不透明感がややある。新たな総選挙があり得ることを考えればなおさらだ」と発言した。

  ロンドン時間午後4時30分現在、イタリア10年債利回りは前日比7ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の2.09%。同国債(表面利率1.25%、2026年12月償還)価格は0.57下げ92.55。

  ドイツ10年債利回りは14日に10カ月ぶり高水準となる0.4%に達したが、この日は0.28%となった。スペイン10年債利回りは1.58%。一時は1.69%まで上昇した。

Italian Bonds Slide With European Peers

原題:Italy’s Bonds Post Weekly Decline as Local Politics Meets Trump(抜粋)

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