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NY外為(18日):ドル上昇、対ユーロでは過去最長の連続高

更新日時
  • ドルは対ユーロで10営業日続伸
  • ドルは対円でも急伸、2週間の上げ幅が1988年以降で最大

18日のニューヨーク外国為替市場ではドルが対ユーロで続伸し、過去最長の連続高となった。トランプ次期米大統領のリフレ経済政策が金融政策引き締めペースを加速させるとの観測が背景にある。

  ドルはユーロに対し10営業日連続で上昇。これは1999年のユーロ導入以降で最長となる。ドルは対円でも上昇し、2週間ベースの上げ幅としては1988年以降で最大となった。

  ドルは過去2週間にわたって上昇。次期米政権が支出を拡大しインフレ率を押し上げるとの見方から、米国債利回りが急上昇し、ドルの買いを促している。米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長は前日、金融政策引き締めの軌道を引き続き進んでいると示唆した。

Dollar's Winning Streak

  クレディ・アグリコルCIBの為替ストラテジスト、バシーリ・セレブリアコフ氏(ニューヨーク在勤)は「米ドルの勢いはここのところ力強い」と指摘。「この動きは一段と進む余地がある。感謝際の祝日を前にある程度の値固めは予想されるが、ドルの押し目では買いが入る状況が続くだろう」と述べた。

  ニューヨーク時間午後5時現在、ドルは対ユーロで0.4%高の1ユーロ=1.0588ドル。昨年12月以来の高値に達した。対円では0.7%高の110円91銭。2週間の上昇率は7.4%と、1988年以来の最大。

  主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は2月以来の高水準。

  サンタンデール銀行のG10通貨戦略担当の責任者、スチュアート・ベネット氏(ロンドン在勤)は「ドルはすさまじい勢いだ」と話す。「米国が来年から財政政策によるリフレーションに入るというのは仮説にすぎない。今の段階ではまだ仮説だ」と述べた。

原題:Dollar Extends Record Streak of Gains Versus Euro on Trump Plans(抜粋)

(第6段落以降を追加し、更新します.)
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