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きょうの国内市況(11月18日):株式、債券、為替市場

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●TOPIXが7日続伸、1年3カ月ぶり-米経済堅調と110円台円安

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  東京株式相場は、TOPIXが昨年8月以来の7営業日続伸。強い住宅統計を材料に米国12月の利上げ確率が上昇、為替が1ドル=110円台とドル高・円安に振れ、世界景気や国内企業業績の先行きが楽観視された。自動車など輸出株や海運株、ガラスや非鉄金属など素材株中心に高い。

  TOPIXの終値は前日比5.38ポイント(0.4%)高の1428.46。日経平均株価は104円78銭(0.6%)高の1万7967円41銭と3日続伸。

  海通国際証券集団でセールストレーディング担当マネジングディレクターを務めるアンドルー・サリバン氏(香港在勤)は、米連邦準備制度理事会(FRB)が「利上げを続けるという期待感がドル高・円安をもたらした。1ドル=100円を超す円高を警戒していた時より、日本株を一段と魅力的にする」と話した。

  東証1部の売買高は25億4106万株、売買代金は2兆7241億円。代金は前日より12%増えた。値上がり銘柄数は1333、値下がりは523。

  東証1部33業種は海運、輸送用機器、ガラス・土石製品、その他製品、金属製品、非鉄金属、空運、陸運、ゴム製品、倉庫・運輸など24業種が上昇。医薬品や保険、食料品、鉱業、電気・ガス、情報・通信、銀行など9業種は下落。

  売買代金上位ではトヨタ自動車や任天堂、ファーストリテイリング、富士重工業、村田製作所、マツダ、東京エレクトロン、スズキが買われ、日本初のしわ改善の薬用化粧品を発売するポーラ・オルビスホールディングスも高い。半面、三菱UFJフィナンシャル・グループやJT、アステラス製薬、NTTドコモ、コナミホールディングスは安く、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が投資判断を下げたスクウェア・エニックス・ホールディングスも売られた。

●長期金利が9カ月ぶり高水準、米債下落警戒で売り優勢-スティープ化

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  債券相場は下落し、長期金利が9カ月ぶりの高水準を付けた。米国債相場の下落基調に対する警戒感に加えて、円安進行や国内株高を背景に売りが優勢となった。超長期債ゾーンの金利上昇が大きくなり、利回り曲線にはスティープ(傾斜)化圧力が掛かった。

  現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の344回債利回りは、日本相互証券が公表した前日午後3時時点の参照値より1.5ベーシスポイント(bp)高い0.02%で開始した。いったん0.01%に戻したが、午後に入ると0.04%と2月11日以来の水準まで上昇。その後は0.035%で推移した。新発20年物の158回債利回りは0.475%、新発30年債利回りは一時0.60%と、ともに9月14日以来の高水準を付けた。40年物の9回債利回りは4bp高い0.71%と、3月以来の水準まで売られた。

  一方、中期債は底堅い。新発2年物の370回債利回りは1.5bp低いマイナス0.175%、新発5年物の129回債利回りは1bp高いマイナス0.095%を付けている。

  岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジストは、「トランプ次期大統領の政策期待や米利上げ観測が強まって円安・株高基調の上、主要国の国債利回り上昇も続いており、相場の上値は抑えられる」と指摘。「日銀の国債買い入れオペや利回りが上昇すれば指し値オペも見込まれ、日銀の金融緩和姿勢が相場を支える」としながらも、しばらく国債利回りの低下は限られるとみる。「来週の40年債入札は生命保険や年金資金の買いがある程度見込めるが、やや低調な結果になる可能性がある」とみている。

  長期国債先物市場で中心限月12月物は、前日比4銭安の150円67銭で取引を開始し、いったんは150円71銭に戻した。直後から水準を切り下げ、一時は150円27銭まで下落。結局は41銭安の150円30銭で引けた。

  日銀はこの日午前の金融調節で、今月6回目となる長期国債買い入れオペを実施した。残存期間「1年超3年以下」が4000億円、「3年超5年以下」が4200億円、「10年超25年以下」が1900億円、「25年超」が1100億円と、いずれも前回と同額だった。

●ドルが6月以来の高値更新、110円台後半-日米会談や米金利上昇で

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  東京外国為替市場ではドル・円相場が1ドル=110円台後半まで上昇し、6月以来の高値を更新。米国のトランプ次期政権の政策に対する期待感に加え、米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長の前日の議会証言を受けた米金利上昇もドル買い材料となった。

  午後3時10分現在のドル・円相場は前日比0.4%高の110円61銭。前日のニューヨーク市場の取引終盤に110円台を突破し、この日の東京市場では一時110円78銭と6月1日以来の水準までドル高・円安が進んだ。

  しんきんアセットマネジメントの加藤純シニアファンドマネージャーは、「米金利とインフレ期待感が異様に盛り上がり過ぎているせいで、ドル・円が上がっている」と指摘。「トランプ勝利に意外感が大き過ぎて、まだその影響が続いている」と述べた。

  主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は一時0.4%高の1250.55と2月2日以来の高水準まで上昇している。

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