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米フォード、利益見通しを下方修正-中古車の価値下落で

  • 9月にもリコール費用増加を理由に利益予想を引き下げていた
  • トランプ政権誕生は「大きな変化の契機」になるとシャンクスCFO

フォード・モーターは17日、トランプ次期米大統領が選挙期間中に掲げた公約を通商や関税、規制などの新たな政策に反映させていく過程で、今後はより不安定な状況が予想されると指摘し、3カ月で2回目となる利益見通しの下方修正を発表した。

  ボブ・シャンクス最高財務責任者(CFO)はアナリスト向けのプレゼンテーションで、「さらに変化の激しい世界になると感じている」と述べ、トランプ政権の誕生が「大きな変化に向けた契機になる」との見方を示した。

  米自動車販売は業界全体で昨年まで6年連続で前年実績を上回ったが、現在は鈍化しつつある。シャンクスCFOによると、フォードはトランプ次期大統領が成長重視の経済戦略を取ると期待している。

  同CFOは「次期政権が極めて健全な方法で米経済の成長を加速させることに真剣だと私は確信している。それを可能にする措置を取ると考えている」と発言。トランプ氏がメキシコで組み立てるフォード車に35%の関税を課すと選挙戦で表明したことについては、成長重視の政策に「反するものだ」と語った。

  17日の当局への届け出によると、同社は中古車の価値下落を理由にフォード・クレジット部門の2017年の税引き前利益見通しを約15億ドルに引き下げた。これは従来予想を3億ドル下回る水準。9月にはリコール費用の増加を理由に会社全体の16年利益見通しを6億ドル下方修正していた。

原題:Ford Cuts Profit Outlook Amid Glut With Dawn of Trump Era (2)(抜粋)

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