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ブレバン旗艦ファンドから約1212億円が10月に純流出-関連文書で確認

ヘッジファンド運営会社ブレバン・ハワード・アセット・マネジメントの旗艦ファンド「ブレバン・ハワード・マスター・ファンド」は、10月に11億ドル(約1212億円)の純資金流出に見舞われた。

  ブルームバーグ・ニュースが確認した文書の内容によれば、マスター・ファンドの10月末の運用資産額は約127億ドルと1カ月前の約137億ドルから減少。10月の運用成績はプラス0.7%だった。資産家のアラン・ハワード氏が創業したブレバン・ハワードの広報担当者は、コメントを控えている。

  同社はマクロ経済のトレンドを追ってさまざまな資産クラスに投資するファンドを運用するが、こうしたマクロファンドの利益の機会が低金利と中央銀行の政策によって妨げられる中で、マスター・ファンドの運用成績は2年連続のマイナスと低迷。これが投資家の資金引き揚げを招いている。今年1-10月のHFRIマクロ・トータル指数のパフォーマンスがプラス 0.3%だったのに対し、マスター・ファンドのリターンはマイナス2.7%。昨年末時点の運用資産額は190億ドルだった。

  ブレバン・ハワードがさらに20億ドル相当の償還請求を今年に入り受けたとビジネス・インサイダーが先月、事情に詳しい複数の関係者からの情報を引用して伝えていた。

原題:Brevan Howard Hedge Fund Suffers $1.1 Billion in Outflows (1)(抜粋)

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