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欧州株:上昇、米国株に追随-幅広く買われる

17日の欧州株式相場は上昇。幅広く買われ、指標のストックス欧州600指数は取引終盤に上げ幅を拡大した。

  ストックス600指数は前日比0.6%高の340.60。一時は0.3%下げていた。米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長が来月にも利上げがあると示唆したことで米国株式市場で銀行株中心に上昇。欧州株もこれに追随した。商品高を手掛かりに鉱業株と石油・ガス株も買われた。最近の世界的な債券安が鎮まったことを受け、債券の代替投資先とされる通信株や不動産株が上昇。

  ただ、来月のイタリアでの国民投票や、来年のフランスやドイツでの総選挙などの政治イベントを控えて投資家らは慎重で、ストックス600指数構成銘柄の世界株に比べたバリュエーションは6月以来の低水準に近い。

Cheap Equities

  バークレイズのウェルスマネジメント部門欧州投資戦略責任者のウィリアム・ホッブス氏(ロンドン在勤)は、「欧州株は引き続き狭いレンジ内での取引となるだろう」とし、「イタリア国民投票やトランプ政権の組閣、フランス大統領選の予備選の組み合わせが、投資家らをどちらかと言えば『判決が先で、評決は後』という心構えにしているかもしれない」と語った。

  個別銘柄では、スイスの保険会社チューリッヒ・インシュアランス・グループが1.8%上昇。コスト削減計画と増配方針が買い手掛かり。英資産運用会社インベステックは1.7%上げた。一方、オランダの小売りロイヤル・アホルド・デレーズが3.8%下落。英郵便サービスのロイヤル・メールは7%安。

原題:Europe Stocks Cheapest Since June to World Post Late-Day Rally(抜粋)

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