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香港株:ハンセン指数が反落、米利上げ観測で-上海総合指数は続落

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16日の香港株式市場でハンセン指数は下落。一時の上げを消す展開となった。借り入れコスト上昇への懸念から、不動産株が売りを浴びた。

  ハンセン指数は前日比0.2%安の22280.53で引けた。一時は0.8%上げていた。不動産開発会社の中国海外発展(688 HK)が3.3%下げるなど、不動産株指数は4カ月ぶり低水準に沈んだ。中国の石炭会社、中国神華能源 (1088 HK)も売られ、3日間の下げ幅は8月以降最大となった。

  米大統領選でドナルド・トランプ氏が勝利して以来、市場は次期政権の動向を見極めようと努めており、香港株は上下動を繰り返している。市場が織り込む米金融当局の年内利上げ確率が94%に上昇したことから、不動産企業をめぐる懸念が強まっている。米ドルとのペッグ制を採用する香港は、米利上げで追随することを余儀なくされる。

  第一上海証券のストラテジスト、ライナス・イップ氏(香港在勤)は「香港市場のセンチメントは良くない」とし、「米利上げ見通しが公益や不動産など高利回りの株式に圧力を加えている」と語った。

  香港上場の中国本土株から成るハンセン中国企業株(H株)指数は0.4%安で終了。本土市場の上海総合指数が前日比0.1%安と続落。深圳と香港の証券取引所の相互接続が来週始まるとの報道を受け、深圳総合指数は1月以来の高値付近にある。

  中国人民元は対ドルで下落し、8年ぶり安値となる1ドル=6.8729元を付けた。

原題:Hong Kong Stocks Erase Advance as Property Companies Decline(抜粋)

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