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トランプ氏はレーガン政権の右旋回に酷似、インフレ加速へ-ダリオ氏

  • グローバリゼーション後退と成長およびインフレ加速が政権の特徴に
  • 債券相場は過去30年のピークに既に達した可能性が高いとダリオ氏

ヘッジファンド運営会社ブリッジウォーター・アソシエーツの創業者であるレイ・ダリオは、ドナルド・トランプ次期米大統領には強気だが、債券相場には弱気だ。債券相場については過去30年のピークに既に達した可能性が高いとの認識を示した。

  ダリオ氏は15日にリンクトインのページで、「債券相場は過去30年のピークが過ぎた可能性が著しく高いとわれわれは考えている。インフレ、そしてインフレと比較した債券利回りの両方について、長期サイクルの最低水準に恐らく達した」とコメントした。

  一方、5000億ドル(約54兆5600億円)余りのインフラ支出と減税、輸入制限を公約に掲げるトランプ次期政権をめぐっては、レーガン政権そっくりの右旋回の動きになると予想。グローバリゼーションの後退と米経済成長およびインフレの加速が、新政権を特徴付けることになりそうだとの見方を示した。

  ダリオ氏は「あらゆる意味でレーガン政権の右旋回に類似し、しかも大規模な大統領主導の徹底したイデオロギー転換が起きると確信している。ドナルド・トランプ氏は伝統的な国内製造業の浮揚を何よりも重視する政策を力強く推進するだろう。はるかに企業寄りで保護主義的な色彩が強いものだ」と指摘した。

  さらにトランプ氏の初期の評価は「おおむね肯定的だ」とした上で、政権入りが検討されている候補者らは経済マシンがどのように動くか十分理解し、政策シフトに伴う影響の合理的な計算が可能な人々であり、経済を苦境に陥れるような愚かで軽率なまねは恐らくしないだろう」と記述した。

原題:Ray Dalio Is Bullish on Trump Presidency, Bearish on Bonds (2)(抜粋)

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