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米国の12月利上げ予想は100%に接近-トランプノミクスに期待感

更新日時
  • 米10年債利回りの次の目標は2.5%-オールド・ミューチュアル
  • 世界の債券指数は11月に1.5%下落、13年5月以来最大の下げへ

先物市場の動向を踏まえると、トレーダーは12月13、14両日に開かれる今年最後の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げの確率を約94%と予想している。これは年初来で最高の水準。

  トランプ次期大統領の歳出計画を根拠としたインフレ期待上昇のため、米金融当局が利上げペースを加速させる可能性があるとの見方が強まっている。

これで決まりか

  オールド・ミューチュアル・グローバル・インベスターズのグローバル債責任者マーク・ナッシュ氏(ロンドン在勤)は15日にブルームバーグテレビジョンのインタビューで、トランプ政権の政策について、「世界経済には信じられないほどの景気浮揚策になると考えざるを得ない」と述べ、「さらなる利上げを織り込むべきで、債券利回りは上昇すると思う」と付け加えた。

  ブルームバーグ・ボンド・トレーダーのデータによれば、米10年債利回りは日本時間午後0時1分現在、ほぼ変わらずの2.21%。ナッシュ氏によると、米10年債利回りの次の目標は2.5%だという。

  米利上げの確率は今月初め時点では68%だった。トランプ氏の大統領選勝利をきっかけにインフレ懸念が高まり、債券市場は動揺。バンク・オブ・アメリカ(BofA)のグローバル・ブロード・マーケット指数は11月に1.5%低下し、月間では2013年5月以来最大の下げを記録するペース。

原題:Fed Rate-Hike Odds Approach 100% in Anticipation of Trumpenomics(抜粋)

(市場関係者のコメントなどを追加して更新します.)
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