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独連銀理事:バーゼル3協議から離脱も辞さず-要求満たされなければ

  • ドンブレト理事:ドイツは取引には決して応じない
  • バーゼル委メンバーは年内の最終調整期限の順守に向け作業急ぐ

ドイツ連邦銀行(中央銀行)は国際的な銀行資本規制「バーゼル3」の最終調整でドイツの重要な要求が満たされない場合、交渉から離脱すると米国を含む主要国の金融当局に最後通告を送った。

  独連銀のドンブレト理事は15日、ドイツは「決して」取引には応じないと表明。11月28、29日にチリで開かれるバーゼル銀行監督委員会の協議に向け、2つの「基本的行動分野」を含む一連の要求を提示した。

  米大統領選でドナルド・トランプ氏が勝利した背景にはグローバル化や規制への疑念の高まりがある。ドンブレト理事はフランクフルトでの講演で、バーゼル委での作業が「引き続き相互信頼に基づくものになることを」期待すると述べた上で、独連銀は「取引に応じる用意は決してない」と述べた。

  独連銀や米連邦準備制度理事会(FRB)、日本の金融庁などで構成されるバーゼル委メンバーは、バーゼル3最終調整期限である年末を前に作業を急いでいるが、バーゼル委の提案の一部に対する欧州連合(EU)諸国の反対で交渉は難航している。欧州の政治家や政策当局者は、全体的な資本要件を著しく引き上げず、欧州の銀行が不当に罰せられない内容にすることを要求している。これに対し米国側は厳格な規制を一貫して提唱しており、米連邦預金保険公社(FDIC)のホーニグ副総裁は電子メールで、欧州の圧力を受けても米国は規制強化の姿勢を崩すべきではないとの見解を示した。
  

原題:Germany Threatens to Abandon Basel Talks If Demands Not Met (2)(抜粋)

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