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欧州株:上昇、石油・ガス株に買い-トランプ氏勝利の影響が弱まる

15日の欧州株式相場は上昇。石油・ガス株が買われたほか、ドナルド・トランプ氏の次期米大統領当選で最も打撃を受けた銘柄が値を戻す展開となった。

  世界的な債券安が鎮まったことを受け、債券の代替投資先とされる公益事業株や不動産株が上昇。石油・ガス株指数は9月以来の低水準から反発。石油輸出国機構(OPEC)加盟国が価格安定に向けた合意を確実にするため取り組んでいると伝えられた。一方、米大統領選後に買われていた鉱業株が大きく下げた。

  CMCマーケッツのアナリスト、マイケル・ヒューソン氏(ロンドン在勤)は「トランプ氏勝利後の株式市場の長期的な方向性について確固たる結論を下すのはまだ難しい」と述べ、「建設業や金融業などの一部セクターが直後に恩恵を受けたのは明らかだが、ボラティリティは高止まりするだろう。欧州株は全体としては実際それほどでもない」と語った。

  指標のストックス欧州600指数は前日比0.3%高の339.16で終了。一時は0.3%安となった。同指数は過去6営業日とも前日終値を挟みもみ合う展開で、20ポイント前後の取引レンジ内に7月以来とどまっている。

  個別銘柄では、スウェーデンの衣料小売りヘネス・アンド・マウリッツ(H&M)が4.8%上昇。英格安航空会社のイージージェットは5.3%値上がり。ドイツの自動車メーカー、フォルクスワーゲン(VW)の優先株は1.3%上げた。

Muddling Along

原題:European Stocks Rise as Waning Trump Effect Flips Industry Moves(抜粋)

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