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コーエン氏のポイント72、シンガポールで人員増強へ-16年は9人採用

  • シンガポール部門の人員は27人と、15年3月時点の約2倍
  • アジアでは今年35人以上を採用、域内従業員は140人超

資産家スティーブン・コーエン氏率いるポイント72・アセット・マネジメントは今年シンガポールで9人を採用したが、さらに同国で増員する計画だ。

  ポイント72の幹部で国際事業リスク責任者のクリス・カワード氏は14日、今年の採用によりシンガポールの従業員数が27人と、2015年3月時点の14人から増加したことを明らかにした。コーエン氏のファミリーオフィスである同社は米コネティカット州スタンフォードに本拠を置き110億ドル(約1兆1900億円)を運用。シンガポールではファンドマネジャーやアナリスト、クオンツ、リスク分析担当者らを雇用している。カワード氏はオフィス移転記念のセレモニーで明らかにした。新オフィスの収容人員は60人と従来の2倍。

  国際事業担当最高経営責任者(CEO)のマーク・デスミット氏(香港在勤)によると、同社は今年香港とシンガポール、東京のオフィスで35人以上を採用し、域内従業員は140人を超えた。採用されたうちの20人以上が運用スタッフだという。

  チューダー・インベストメントやTPGアクソン・キャピタル・マネジメントなどのライバルがオフィス閉鎖やアジアで人員削減を進める中、ポイント72はかつて無い積極的な採用活動を域内で展開している。ポイント72の前身であるヘッジジファンド運用会社SACキャピタル・アドバイザーズが2006年に香港オフィスを開設し、アジアに進出。09年にはシンガポールに進出し当初6人でオフィスを構えた。カワード氏によれば、今年シンガポールで採用した人材の配属先は運用チームのほか、アジアやロンドンのファンドマネジャーを支えるリスクグループ、クオンツ部門など。

原題:Point72 Eyes Further Singapore Hires After 9 Recruits in 2016(抜粋)

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