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ヘッジファンド、テクノロジー株保有拡大-トランプ氏勝利後の下落前

  • ムーアやポイント72などが7-9月にテクノロジー株買い増し
  • タイガー・グローバルやコーチュー、アパルーサも保有増やす

ムーア・キャピタル・マネジメントポイント72アセット・マネジメントなど著名な資産運用会社は、7ー9月(第3四半期)にテクノロジー株の保有を拡大した。米大統領選でのドナルド・トランプ氏勝利を受けてテクノロジー株が売られる前のことだ。

  14日の当局への届け出によると、ルイス・ベーコン氏率いるムーア・キャピタルは、フェイスブック株の持ち分を9月末時点で約1億300万ドル(約110億円)と、ほぼ2倍にしたほか、グーグルの持ち株会社アルファベットの株式にも投資した。

  資産家スティーブ・コーエン氏のファミリーオフィスであるポイント72は、3億3700万ドル相当のアルファベットのクラスA株を取得。ポイント72の7ー9月期の新規購入としては最大規模となった。一方、チェース・コールマン氏率いるタイガー・グローバル・マネジメントもアルファベット株を取得したほか、中国アリババ・グループ・ホールディングの米国預託証券(ADR)を購入した。

  S&P500情報技術株指数は7ー9月に13%近く上昇。ただ、それ以降テクノロジー銘柄は下落に転じており、フェイスブックは約10%下げ、アルファベットも値下がりしている。11月8日の大統領選後、同指数は計3.1%下落。トランプ氏の貿易・移民政策が将来の業績を押し下げる可能性があるとの見方が広がった。

  フィリップ・ラフォント氏の株式中心に投資するヘッジファンド、コーチュー・マネジメントは、7ー9月期末にアップル株とアリババADRを新たに取得したほか、フェイスブック株も買い増した。デービッド・テッパー氏率いるアパルーサ・マネジメントもフェイスブック株を新規購入した。

原題:Hedge Funds Added Tech Stocks Ahead of Trump Victory Sell-Off(抜粋)

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