コンテンツにスキップする

原油投資家は米大統領選に低い関心-OPEC減産めぐる混乱に注目

  • WTIの売りポジションは2012年5月以降で最大の増加
  • OPECは30日にウィーンで開く総会で減産正式合意目指す

原油投資家だけは米大統領選挙でのドナルド・トランプ氏勝利に関心がなかったようだ。

  石油輸出国機構(OPEC)の減産実行能力に対する信頼感が低下する中、トランプ氏が予想外に勝利を収めた先週、資産運用会社による原油価格下落を見込む売りポジションはここ約4年で最大の増加を示した。OPEC加盟国は減産について最終的な合意到達を目指し、30日に総会を開く。国際エネルギー機関(IEA)は10日、「世界の供給が絶え間なく伸びる」中で、OPECが合意に達しなければ、原油価格が下落する可能性があるとの見方を示している。

売りポジション増加

  ソシエテ・ジェネラルの石油市場調査責任者、マイケル・ウィットナー氏(ニューヨーク在勤)は「市場はOPEC総会に重点を置いている。イラクとイランが新たな問題を提起し、合意を阻む障害は大きくなりつつあるようだ」と述べた。

  資産運用会社によるウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)の先物とオプションの売りポジションは8万2791枚増え14万5319枚と、2カ月ぶりの高水準に達した。一方、買いポジションは2.7%の増加にとどまった。

原題:Oil Investors Shrug Off U.S. Vote While Focused on OPEC Disarray(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE