コンテンツにスキップする

米アメリカンアパレル創業者:自分なしに会社は生き残れない

米衣料品小売りアメリカンアパレルの創業者ダブ・チャーニー氏は、同社の破産申請について、自分自身抜きにしては同社が生き残っていけないことを示していると指摘した。同氏は2014年、不正行為を理由に解雇された。

  アメリカンアパレルは14日、米連邦破産法11条の適用を申請した。裁判所の下での最初の資産保全が終わってから9カ月での2度目の適用申請となった。チャーニー氏の後任として最高経営責任者(CEO)に就いたポーラ・シュナイダー氏は債務削減など再建計画を進めたものの、経営を好転させられなかった。

  チャーニー氏は14日のインタビューで、「アメリカンアパレルは私のリーダーシップなしには生き残っていけない」と表明。「彼らには経営のやり方が分かっていなかった。100年続いた可能性のある企業を引き継ぎ、壁に衝突させた」と述べた。

  アメリカンアパレルの広報担当者はコメントを控えた。

  ロサンゼルスを拠点とするアメリカンアパレルは、競争入札でカナダのギルダン・アクティブウエアに身売りする予定。ギルダンは最高額となる約6600万ドル(約71億円)を提示している。ギルダンは、Tシャツなどアメリカンアパレルの主力製品のプロモーション会社などへの販売は継続する。だがギルダンの買収提案には、現在展開中の200近くあるアメリカンアパレル店舗は含まれていない。このためギルダンの下で消費者向けブランドとして生き残るためには、他に売却先を見つける必要がある。

  チャーニー氏の指揮下での同社の業績は強弱まちまちで、チャーニー氏が解雇された後は売上高の減少ペースが加速した。2015年の売上高は前年比18%減の4億9700万ドル。2月に破産法適用下から脱却して以降の売上高は、前年同期比で33%減だ。チャーニー氏の下で売上高がピークに達したのは2013年で、6億3390万ドル。

  チャーニー氏は「どの時点で彼らは大きな間違いを犯し、米最大のアパレル企業を破綻させたと認めるのだろうか」と述べた。

原題:American Apparel Founder Says Company Can’t Survive Without Him(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE