コンテンツにスキップする

ホワイト米SEC委員長、来年1月の政権移行時に退任

更新日時
  • アトキンス元SEC委員が次期委員長の人選作業を統括
  • アトキンス、ギャラガー元SEC委員ら多数の候補者が浮上と関係者

米証券取引委員会(SEC)のホワイト委員長は14日、来年1月に退任すると表明した。オバマ大統領に任命され、2013年に就任したホワイト氏は、トランプ政権の発足とともに退く。

  共和党が上院で多数派を維持したことで、トランプ次期大統領はSECや他の政府機関トップに意に沿う人材を比較的容易に任命できる見通しであり、ポストはすぐに埋まる可能性がある。5人で構成するSECは既に委員2人が空席となっており、共和党系のマイケル・ピオワー委員と民主党系のカーラ・スタイン委員が主要な問題で意見が割れた場合、ホワイト委員長が基本的に決定票を投じていた。

  10年に成立した金融規制改革法(ドッド・フランク法)の廃止を目指すトランプ次期大統領が金融業界の監督で他にどのような方針を取るかはまだ分からない。政権移行チームでは、08年にSEC委員を退いたポール・アトキンス氏が中心となってSECなど独立した監督機関のポストの人選を進めている。

  ホワイト委員長が1月に退任すると、上院で後任の指名承認が行われるまでは、共和党系委員のピオワー氏が委員長代行となる可能性が高い。

  政権移行チームや金融業界団体、議会関係者、SEC職員に近い複数の関係者によると、次期委員長の人選作業は初期段階だが、多数の候補者の名前が浮上している。

  15年10月にSEC委員を退任した共和党系のダニエル・ギャラガー氏や現在パトマク・パートナーズ最高経営責任者(CEO)を務めるアトキンス氏のほか、元SEC法律顧問で現在は法律事務所プロスカウアー・ローズ弁護士のラルフ・フェララ氏、政権移行チームの執行委員会メンバーでスカイブリッジ・キャピタル創業者のアンソニー・スカラムーチ氏も候補者となる可能性がある。先週の議会選挙で落選したスコット・ギャレット下院議員(共和、ニュージャージー州)は、ティーパーティーが候補者として推している。

原題:SEC’s White Says She Will Step Aside When Obama Leaves Office(抜粋)

(後任候補を追加して更新します.)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE