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OPECは生産調整で合意する-原油急落を予想したPIRAのロス氏

更新日時

現在の原油急落を予想したPIRAエナジー・グループのエグゼクティブチェアマン、ゲーリー・ロス氏は、石油輸出国機構(OPEC)の加盟国は生産抑制をめぐる言い争いをやめるべきであり、そうしなければOPECは世界の石油市場における存在感を失う恐れがあると述べた。

  価格安定を目指した合意はすべての産油国の利益にかなうと、ロス氏は話した。原油価格は2014年の高値から61%値下がりしている。同氏は今月30日にウィーンで開かれるOPEC総会で合意が成立しなければ原油価格はバレル当たり35ドルまで落ち込む可能性がある一方で、最終合意がまとまれば60ドルへの上昇も可能だとみている。これは現在の相場をほぼ35%上回る水準だ。

  同氏は「OPECが存在意義を取り戻すためにも合意をまとめる必要がある」と述べ、「OPECは生産縮小の意向であり、最終的には30日に共同合意が成立すると当社では考えている」と続けた。

  さらにドナルド・トランプ氏の米大統領選勝利はOPECを動かす大きな要素ではないとしながらも、合意に向けての圧力がかかる可能性はあるとロス氏は述べた。
  
原題:Oil Man Who Foresaw Crash Sees OPEC Uniting in Self-Interest (2)(抜粋)

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