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安倍首相:TPP発効、大変厳しい状況と認識-参院特別委

  • トランプ次期米大統領と信頼関係構築したい、日米同盟は基軸
  • 自由貿易についても話したい-17日で調整のトランプ氏との会談で

安倍晋三首相は環太平洋連携協定(TPP)の発効は米大統領選で反対を明言してきた共和党のドナルド・トランプ氏が当選したことで困難な状況に陥っているとの認識を明らかにした。14日、参院特別委員会で小川勝也氏(民進)の質問に答弁した。

  安倍首相はTPPをめぐる状況について「大変これは、状況は厳しい状況になってきたということは、これは率直に申し上げてそう認識をしている」と発言。国会審議を通じて「しっかりとこの必要性、重要性について発信をする中においてわが国の意思を示していくことこそ大切」であり、「わが国が意思を示すことができなけば、まさにこれはTPPは完全に終わってしまう」とも述べた。

  12カ国が署名したTPP発効には域内の合計国内総生産(GDP)の85%以上を占める6カ国以上が手続きを終える必要があると定められており、域内GDPの8割以上を閉める日米2カ国の国内承認は不可欠だ。

  安倍首相はまた三宅伸吾氏(自民)への答弁で、トランプ次期米大統領とは「しっかりと突っ込んだ話し合いをしながら信頼関係を構築していきたい」と述べた。17日にニューヨークで開催することで調整を進めている会談では、さまざまな課題について「率直に意見交換」を行う中で、自由貿易に対する自らの考えを伝えるという。共和党について「基本的に自由貿易をいわば推奨してきた、推進してきた党」とも言及した。

 

  

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